眼瞼下垂は、まぶたが自然に垂れ下がり、目を開ける機能が低下する状態を指します。
原因として目を開くための筋肉が上手く働かないことが挙げられ、見えづらさといった視界への影響を与えます。
眼瞼下垂は美容面だけの問題ではなく、放置すると見えづらさ以外にも頭痛や肩こりなどの機能的な問題も引き起こします。
眼瞼下垂の主な症状には、まぶたが垂れ下がることで視界が狭くなる、目が開きづらく疲れやすくなる、額の筋肉を多く使うために頭痛や額のしわが増えるという問題があります。また、目が小さい印象になったり、常に眠そうに見えたりするケースもあります。
眼瞼下垂の原因は多岐にわたりますが、主なものとしては年齢とともに筋肉や腱が緩むことで眼瞼が下がってきたり、目の周りの筋肉や神経に損傷を与えるような怪我が原因になったりします。長年のコンタクトレンズの使用による影響も挙げられます。先天的に眼瞼を持ち上げる筋肉(眼瞼挙筋)が正常に発達していない場合にも起こります。
眼瞼下垂の治療には、主に切開を伴う手術と切開しない手術の二つの方法が存在します。患者様の症状の重さや希望する結果によって医師と相談の上、決定されます。
切開を伴う手術方法は、特に重度の眼瞼下垂に適しています。上まぶたの皮膚や筋肉、場合によっては腱膜を慎重に切開し、修正を行うことで、まぶたの持ち上げを行います。切開手術には回復に時間がかかることがあり、手術後はまぶたに腫れや内出血が見られることもあります。術後の休息期間をしっかりと確保する必要があります。
切開をしない手術方法は、特に軽度から中等度の眼瞼下垂に適しています。医療用の針と糸を用いてまぶたを引き上げ縫合します。切開を伴う手術に比べて術後のダウンタイムが短く、傷跡が残る心配が少なく、腫れも小さい場合が多いです。
切らない眼瞼下垂の手術は、まぶたの裏から眼瞼挙筋を縫い縮める埋没法で、切開は行わない治療です。
手術中は局所麻酔のもとで行われるため、痛みや不快感が少なく、片目20分程度と短時間で手術が済みます。術後の腫れや内出血が少ないため回復が早い点がメリットとして挙げられます。
まぶたの皮膚を切らないで糸を通すだけの手術です。主に軽度から中度の眼瞼下垂の患者に適しており、術後の腫れや内出血が少なく、比較的短期間で日常生活に復帰できます。また、施術後すぐに効果を実感しやすく、回復も早いというメリットがあります。
まぶたの余分な皮膚や脂肪を取り除き、筋肉を補強するための切開を行う手術です。重度の眼瞼下垂や、皮膚のたるみが顕著な場合に適しています。切開法は持続効果が長く、再施術の必要性が少ないですが、ダウンタイムが長く、腫れや内出血が発生することが多いため、回復に時間がかかります。
二重のラインを形成するための施術で、美容面の改善を目的としています。まぶたの機能改善は期待できず、主に見た目の変化を求める方に適しています。切らない眼瞼下垂とは異なり、眼瞼下垂の症状改善には効果がありません。
局所麻酔
40-60分程度
洗顔:当日からOK(目の周りは避けてください)
メイク:翌日からOK※アイメイクは3日後からOK
入浴:翌日からOK※シャワーは当日からOK(目の周りは避けてください)
施術後1~2回
※状態による
副作用:腫れ、痛み、内出血、つっぱり感、目のゴロゴロ感、熱感、痒み、むくみ
ダウンタイム:1~2週間※安定するのは3~6週間程度
施術後はまぶたを強くこすらないようにし、感染を防ぐために清潔を保って過ごしてください。
※個人差がございます、あくまで目安とお考えください
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