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Column美容コラム

  • 美容皮膚

気になるおしりの脂肪吸引を徹底解説【効果】【費用】など

2022.08.07

脂肪吸引

脂肪吸引とは?おしりなどの皮下脂肪を取って部分痩せをしよう!

キレイになりたい。
誰もが思うことで、その悩みは尽きません。
多くの人が一番悩んでいるのは、体についている脂肪について。
世間では痩せるための運動法や食事法など、情報があふれています。
脂肪吸引は、それらとは別の、医師の手で行われる脂肪を吸い取り、体のラインを整える痩身施術です。
取りたい箇所から取りたい分だけ取れるので、部分痩せやボディデザイン(自分の体をなりたいと思った体に作ること)ができます。
ですが、健康な体から健康な部分を一気に取り出すので、リスク(危険性)や副作用もあるのは当然のこと。
今回は、脂肪吸引についてお話しします。
脂肪吸引の種類、リスクや副作用、ダウンタイムの過ごし方など、1つの知識として取り入れてみてください。

おしりの脂肪吸引とは

おしりの脂肪吸引

脂肪吸引とは

脂肪吸引は、体に孔をあけて医療用吸引管を挿入、脂肪を吸引して体のラインを整える痩身施術です。
ただ痩せるだけではありません。
内臓に近すぎる内臓脂肪は取れませんが、落ちにくい皮下脂肪を脂肪細胞ごと取り除くので、リバウンドせず、脂肪がつきにくい体になります。
必要な脂肪を残し、取りたい箇所の脂肪を不要な量だけ取るので、部分瘦せや、ボディデザインをしたい人におすすめの施術です。

向いている人

・部分痩せがしたい人
・ボディデザインしたい人
・短期間で痩せたい人
・食事制限が大変な人
・ダイエットとリバウンドを繰り返した人

できない箇所

先ほどお話しした内臓脂肪以外にも、脂肪吸引できないところがあります。
・神経や血管が多く通っている首や背中
・脂肪が少ない肩付近
・骨や筋肉がすぐそばにあるヒザ下の脛(すね)
上記に挙げたところ以外にも、できるかどうかは機械によって違います。
まずはクリニックに相談して、脂肪が取れるかどうか、筋肉や骨の厚みでないかや、理想の体型とのギャップがないか、など担当医によく相談するのが重要です。

おしりの脂肪

脂肪には、胃や腸など内臓周りにつく内臓脂肪と、全身の皮膚の下につく皮下脂肪があります。
おしりや太もも、お腹など、意識しないとあまり動かさない箇所につくのは皮下脂肪。
皮下脂肪には、衝撃から体を守ったり体温を保ったりする役割があり、ついたら落ちにくいという特徴があります。
女性ホルモンの一つエストロゲンには、皮下脂肪を厚くして柔らかな体を作る働きがあるため、皮下脂肪は特に女性につきやすく、脂肪吸引施術を行う多くは女性です。

目指すおしりのイメージ

キレイなお尻、美尻はどんなものなのでしょうか。
いくつか条件が挙げられます。
・お尻が上を向いている
・ハリがある
・身長×0.52~0.53
・ウエスト÷ヒップ=0.70~0.75
・太ももとの境目がはっきりしている
・丸い線を描いている
・しみ、黒ずみやイボがない

他にも色々挙げられますが、桃尻という言葉があるように、桃のような形をしたお尻と言えば頭に思い描けると思います。
まずは自分の理想とする形を細かく紙に書いてみて見てください。
脂肪吸引は、どれだけ医師とのくい違いがないかが大切です。
自分の中で形になっていなければ、医師に伝えることもできません。
形になったら医師と細かく話し合いをして、理想の体を手に入れましょう。

おしりの脂肪吸引

おしりの脂肪吸引

麴町皮ふ科・形成外科クリニックの脂肪吸引

麴町皮ふ科・形成外科クリニックでは、デザイン性を重視しております。
施術後、細すぎたり余計な脂肪が残っていたりすると、キレイな体とは言えません。
全体のバランスと、患者の皮膚の質感や部位、一人一人に合わせた技術で、満足度が高い美しい体を提供します。
形成外科専門医が、10年以上の知識と経験、最新の知識もあわせて施術を行うので安心してください。

脂肪吸引の種類

おしりの脂肪吸引

脂肪吸引施術にはいくつも種類がありますが、主流は、カニューレという直径1.5〜3mmの医療用吸引管で、体の中にある脂肪細胞を吸い取り、ボディラインを整えるカニューレ吸引法です。
おへそや吸収する箇所のすぐ近くに3〜5mmの孔をあけ、カニューレを挿入して脂肪を吸引。
その前段階の、脂肪を取りやすくする方法や、脂肪を取りやすくした後の方法によって、何種類にも分かれます。

スマートリポレーザー

スマートリポレーザーは、体の内側から脂肪細胞を溶かすレーザーを照射し脂肪溶かす施術です。
溶かした脂肪細胞は、免疫細胞によって時間をかけて体内に吸収されるので、自然に痩せたように見えます。
レーザーカニューレは1mm程の細さで、傷跡も目立ちませんが、照射範囲に限りがあり、太ももやお腹など、広範囲の施術には不向きです。
ですが、レーザーの熱による止血効果と感染症防止効果、また、コラーゲンを活性化させる効果もあり、腫れや出血、肌のたるみが少なく日常生活に早く戻ることができます。

対象部位・箇所

・腕回り
・ふくらはぎ
・顔

向いている人

・脂肪吸引したことを知られたくない人

YAGレーザー

YAGレーザーはスマートリポレーザーとたいして変わりません。
スマートリポレーザーと違うのは、体の内側からレーザーを照射して脂肪を溶かした後、溶かした脂肪を吸引する点です。
ですが、吸引効果は低く、まれに、分解された脂肪が体内に残る場合があります。
色々と新しい脂肪吸引の種類が出てきている中では、あまりいいとは言えない施術です。

WET法、チューメセント法、ウェット・メソッド

WET法とは、止血剤と麻酔液、生理食塩水を混ぜた『チューメセント液』をポンプで吸引する部分に入れ、脂肪層を膨らませて吸引する方法です。
チューメセント液には、止血、痛みの軽減、脂肪をふやかして柔らかくする効果があり、吸引しやすくなります。
WET法とは逆に、脂肪層になにも入れずに行うドライ・メソッドもありますが、出血量が多かったり、痛みがひどく全身麻酔が必要だったりと、様々なリスクが多く、今はWET法で行うのが主流です。
WET法、チューメセント法、ウェット・メソッドなど、様々な呼び名があります。

対象部位・箇所

・全体的に可能

向いている人

・出血を抑えたい人

ボディジェット

ボディジェットは、カニューレの先から出した麻酔と止血効果がある溶剤で、脂肪層と周囲の組織との間に隙間を作り、脂肪を周囲の組織から分離、吸い取る施術です。
分離させた脂肪細胞だけを吸引するので、周辺組織へのダメージが少なく、痛みや内出血の軽減、ダウンタイム短縮化ができます。
ですが、ボディジェットは繊維質で硬い脂肪を柔らかくすることは出来ないので、二の腕、肩、上腹部、太ももの外側や、皮膚の表面近くの部位には不向きです。
また、脂肪を取って空いたところに水が残って、むくみや腫れがひどくなる場合があります。

対象部位・箇所

・下腹部
・下半身(太ももの外側を除く)

向いている人

・腫れや痛みを抑えたい人

VASER超音波(ベイザーリポ)

脂肪だけに反応する超音波・VASER(ベイザー)波で、脂肪を周辺組織から剥がしてから、カニューレで脂肪組織のみを吸いだす施術です。
超音波が脂肪をドロドロの液状に溶かすので、周辺組織を傷つけずに吸引でき、術後のたるみの軽減や、ダウンタイムが短くすみます。
皮膚の表面近くの硬い脂肪から、内側の深く柔らかい脂肪まで幅広く溶かせるので、カニューレを動かす抵抗感がだいぶ少なく、施術時間も短いのが特徴です。
ベイザー施術は、長さや形が様々なカニューレを使用する高度な技術で、技術指導を受け、正式に認定資格を得た医師のみが行えます。

ベイザーリポ認定証
脂肪吸引
引用:VASER LIPO

対象部位・箇所

・全体的に可能

向いている人

・認定証を持った実力のある医師の施術を受けたい人
・脂肪が硬い人

エルコーニアレーザー

エルコーニアレーザーは、日本の厚生労働省のような公的機関、FDA(アメリカ食品医薬品局)で認可を受け、広く普及している脂肪吸引施術です。
エルコーニアという低出力のレーザーを肌の上から直接触れることなく照射。
脂肪細胞を柔らかくしてカニューレで吸引するので、体の負担の軽減、施術時間やダウンタイムの短縮、そしてやけどの心配がいりません。
体外からレーザーを当てるので安全性は高いですが、国内では普及率が低く、受けられるクリニックが限られています。

対象部位・箇所

・皮膚近くの浅い箇所

向いている人

・認可を受けた施術を受けたい人
・やけどしたくない人

アキーセル

アキーセルは、カニューレの微細な振動で脂肪をほぐし柔らかくしてから吸引する方法で、エルコーニアレーザーと同じくFDAの認可を受けた脂肪吸引です。
通常よりも細く吸引口が小さいカニューレが自動で前後に動くので、施術時間の短縮、脂肪の周辺組織へのダメージを軽減でき、施術後の痛みの軽減やダウンタイムの短縮が期待できます。
アキーセルが他の脂肪吸引と違うのは、脂肪注入機能もあることです。
アキーセルで吸引した脂肪は、皮膚や血管を作れる幹細胞が壊されずに残っているので、定着率が高く、自分の脂肪を採取して注入する脂肪幹細胞注入豊胸に向き、同時に行う人もいます。

対象部位・箇所

・皮膚近くの浅い層と、深い層の間あたりの脂肪層

向いている人

・脂肪吸引と一緒に、脂肪注入もしたい人

ライポマティック

ライポマティックは、回転式のハンドピースで脂肪を分解しながら吸引する方法と、振動を起こして脂肪を吸引する方法、2通りの吸引機能がある機械を使用した脂肪吸引施術です。
ハンドピースは硬い脂肪をほぐしてくれるので、吸引がしやすく、脂肪が取れていくごとに抵抗感が少なくなるので、広範囲の吸引ができます。
さらに、ハンドピースは自動で回転するので、他の施術で吸引管を前後に動かす際に起こる摩擦が少なく、周囲の組織を傷つけません。
ベルギーの会社が開発した脂肪吸引機で、日本での普及率は低いですが、海外では主流と言えるほどで、他の施術同様FDAの認可を受けています。

対象部位・箇所

・二の腕
・腰回り
・お腹
・太もも
・ふくらはぎ
・お尻

向いている人

・認可を受けた施術を受けたい人

シリンジ

長い歴史があるシリンジは、掃除機のように吸い込む力が一定の機械とは違い、手動で注射器(シリンジ)の押し子を引いて行う方法です。
数ccレベルの吸引ができるので、細かい要望にも答えられ、希望するボディラインが手に入ります。
医師の力量にもよりますが、脂肪の周辺組織を傷つけることがなく、施術後の出血や痛み、腫れ、取り過ぎによる不自然なボディラインのリスクを抑えることができます。
ですが、注射器の内部に脂肪がたまると吸う力が弱くなり、吸引に手間がかかるので、大量に取る箇所には向きません。

対象部位・箇所

・腕回り、ふくらはぎ、顔

向いている人

・細かい要望をしたい人

Criss Cross(クリスクロス)

クリスクロスは、複数箇所の孔をあける施術吸引施術です。
カニューレを複数本挿入して行う以外は、他の施術と変わりありません。
傷口を2箇所以上開けカニューレを挿入、吸引するので、脂肪の取り残しを抑えられ、不自然なボディラインや表面がデコボコになるリスクを防げます。
ですが、傷口が多い分、傷跡や感染症のリスクが他より高く、施術後は保護器具を装着してケアしてください。

対象部位・箇所

・全体的に可能

向いている人

・施術後のケアが苦ではない人

脂肪吸引の注意点

おしりの脂肪吸引

失敗のリスク・副作用

脂肪吸引にも、失敗のリスク(危険性)や副作用はあります。
時間の経過とともに治るものがほとんどですが、ごくまれに、後遺症として残ってしまうことも。
脂肪吸引は、人の手で行う手術だからこそ、慎重さと細やかな配慮が必要になります。

吸引傷などの施術跡

カニューレを挿入するために開けた孔は、5〜10mmぐらいの傷になります。
せっかくきれいに形を整えても、傷跡が目立ってしまっては大きなマイナス。
当院では、傷の位置にも配慮し、お尻の下の太ももとの境にすることで目立たせなくします。
傷は薄茶色がかることがありますが、数か月すると少しずつ薄くなってきますので、安心してください。

痛み・腫れ

施術後から、痛みや腫れがあらわれます。
当日は手術時の痛み止めの点滴を行い緩和。
翌日からは、化膿止めと痛み止めの内服薬を処方しますので、続けて飲んでください。
痛みは1週間ほど、腫れは大きさにもよりますが、1〜2週間続きます。

内出血・むくみ

カニューレを挿入したときに、毛細血管や皮膚組織が傷つくことで内出血が起こります。
圧迫したり冷やしたりすることで抑えられますが、何もしなくても2~3週間で自然に治るので問題ありません。

不自然なボディライン

バランスを考えなかったり、モデル体形を目指して脂肪を取り過ぎたりすると、左右が違ったり体の線が不自然になったり、違和感が出てしまいます。
当院では失敗を防ぐために、カウンセリングで細かく確認。
施術当日は脂肪を吸引する箇所を丁寧にデザインし、取り過ぎのないように吸引します。

皮膚のたるみ

個人差はありますが、脂肪吸引後の皮膚のたるみは、よくあることです。
皮膚は、人がどんなに太ってしまっても、伸びて皮下脂肪を包み込みます。
ですが、脂肪吸引で脂肪を急に取り除くと、脂肪に合わせて伸びていた皮膚が余って、たるんでしまうのです。
数か月かかりますが、皮膚のたるみは時間の経過とともに自然と治ります。

表面のデコボコ

取りムラが原因で肌表面がセルライトのようにデコボコします。
時間の経過とともに治まりますが、どうしても心配な方は相談してください。
個人差にもよりますが、治るまでの期間は半年ぐらいかかります。

しびれ・麻痺(マヒ)

術後の圧迫固定や腫れが原因で、しびれや麻痺が起こることがあります。
圧迫を緩めたり腫れの緩和とともに改善しますが、カニューレにより神経や筋肉が傷ついてしまうと、長引くことがあります。
長引いても3か月〜1年で自然に治りますが、心配な方は、相談してください。

感染症

施術後、傷口がお風呂や水場に生えているカビに触れたり、何回も使いまわしているお風呂や、銭湯など色々な人たちが入るお風呂に入ったりすると、菌が傷口から入る可能性があります。
他にも、家が汚かったり、トラブルで傷口から菌が入ってしまったり。
発熱や局所的な熱感が続く場合は、感染症やその他の病気の疑いがあるので、すぐにご連絡ください。
原因を特定して、抗生剤などで治療にあたります。

色素沈着

脂肪の取り過ぎや、施術後の圧迫固定が原因で色素沈着が起こります。
脂肪を取り過ぎて水分が不足してしまい、筋膜が接着剤のように周辺の組織にくっついてしまったり、圧迫固定で肌がかぶれ、できた水ぶくれが破れるのが原因です。
色素沈着を防ぐには、かぶれを起こさないようにしたり、体の外や内側から保湿をして水分不足にならないようにしてください。
また、かぶれやすい方は事前に医師に相談することも大切です。

死亡事故

日本の厚生労働省のような公的機関、FDA(アメリカ食品医薬品局)によると、過去10万回の脂肪施術のうち、20〜100人が亡くなっているそうです。
FDAによって考えられた死亡の原因は、以下のことが挙げられます。
・麻酔の量を間違えたことによる副作用
・悪性の感染症や毒によるショック死
・内臓を傷つけた、穴をあけたことによる失血死
・体液が心臓や肺に溜まってしまい起こる急性肺浮腫
・脳や肺の血管に脂肪のかたまりが入ってしまい、血管を詰まらせたことによる脂肪塞栓症候群
リスクを抑えるためにも、行う時は医師との話し合いを綿密にして、納得してから行ってください。

脂肪吸引は、決して安い値段ではありません。
なるべく安くすませたい。
そう思う人は多いでしょう。
ですが、あまりにも安い値段では、フォローがちゃんとしていなかったり、医師の経験が足りなかったりと、不安な面も出てきます。
脂肪吸引は、体に孔をあけて行う手術です。
万が一がないように、信頼がおける医師とクリニックを選ぶことが大切です。

脂肪吸引を受けられない、受けるのが難しい人

おしりの脂肪吸引

妊娠中、授乳中、妊娠の可能性がある女性

脂肪吸引は麻酔を使います。
施術後も痛み止めや化膿止めの内服薬を服用するので、お腹の中にいる胎児、薬の成分が含まれた可能性がある母乳を飲んだ胎児に、どんな影響があるかわかりません。
妊娠中、授乳中は、母体である女性の体も弱っている状態です。
子供と患者を守るためにも、妊娠中、授乳中、妊娠の可能性がある女性には脂肪吸引施術は行いません。

未成年

保護者の同意がない未成年も脂肪吸引施術を受けられません。
逆を言えば、保護者の同意があれば未成年でも受けられますが、保護者の同伴が求められたり、同意した保護者に連絡を取り、確認するクリニックもあります。
ですが、未成年はまだ体が未発達。
よほどの理由がなければ、体が成長しきった成人後に受けることをおすすめします。

高齢者

高齢者の場合、健康上の問題で施術を受けられない人もいます。
人は年をとると回復力が落ちるので、脂肪吸引してもたるみが戻らなかったりダウンタイムが長くなったりするからです。
施術を受けられるかどうかは、クリニックによって違うので、まずは相談してください。

病気がある人

心臓をはじめとした体の内臓で、手術に影響がある病気にかかっている人は、症状の重さや体の状態によって受けられない場合があります。
貧血や糖尿病などにかかっている人も同様で、体の状態や飲んでいる薬によっては脂肪吸引を受けられません。
受ける際は、病気のかかりつけ医に相談し、安全性を確かめて、カウンセリングでも病気のことをきちんと相談してから受けてください。

アレルギーがある人

アレルギーがある人も注意が必要です。
脂肪吸引施術に使う薬剤や道具など、アレルギーによっては害になります。
ラテックスアレルギーはゴム手袋などに、大豆、卵、キウイフルーツ、アボカド、バナナ・栗などのアレルギーは麻酔などの薬剤に反応するので危険です。
アレルギーを持っている人は、事前に必ず医師に伝えてください。

麴町皮ふ科・形成外科クリニックの概要と料金表

施術概要

麻 酔
局所麻酔
(痛みや手術が不安な方は、笑気麻酔や静脈麻酔を追加できます)
所要時間
60分~120分
シャワー
傷口にかからなければ翌日から可能
入浴
術後1週間から可能
洗髪
傷口にかからなければ翌日から可能
入院
なし
通院
3回
痛み
1週間ほど続きますが、化膿止めと痛み止めを処方いたします。
腫れ・内出血・むくみ
約1週間ほど強くあらわれますが、時間経過と共に少しずつ消失していきます。
2日ほど包帯で患部を圧迫し、固定します。
固 定
皮膚表面のデコボコ・熱感・発熱・だるさ・かゆみ・頭痛・内出血が起こる場合がありますが時間経過と共に消失していきます。

 

脂肪吸引料金表

お尻
242,000円
太もも全体
770,000円
太もも 内側 両脚
275,000円
太もも 外側 両脚
275,000円
太もも 前面 両脚
220,000円
上腹部
275,000円
下腹部
275,000円
側腹部
220,000円
腹部全体
440,000円
脇肉
220,000円
腰部(背面からのアプローチ)
231,000円
頬 両側
220,000円
顎下
220,000円
頬+顎下
352,000円
二の腕 両腕
275,000円
220,000円
二の腕+肩
352,000円
膝 両脚
220,000円
ふくらはぎ 両脚
220,000円
足首 両脚
220,000円

ダウンタイムの経過と過ごし方

ダウンタイムとは、施術から元通りになるまでの期間です。
期間は個人差によりはっきりとは言えません。
おしりなどの吸引量が多い箇所は2〜3週間かかると言われていますが、実際にはその倍の期間かかった方もいます。
無理をしないで過ごすことが大切です。

ダウンタイムの経過

施術後~1週間

施術後、強い痛みや腫れがあらわれ、1週間ほど続きます。
処方した薬を忘れずに飲んでください。
脂肪吸引後1週間ほど、包帯で患部を圧迫し固定します。
動きにくさもありますが、内出血の量を抑えたり体の線を整えたりする大切な役割があるので、自己判断で外したままにしないでください。

施術後2~3週間

内出血、むくみなどがあらわれ、硬くパンパンになります。
この硬さは硬縮と言われるもので、回復過程で出る正常な反応なので心配いりません。
内出血は施術翌日以降に青あざ、3~4日で黄色く変化し、1~2週間かけて少しずつ治まってきます。
箇所がおしりなので、外で見せることはないとは思いますが、肌が見えると目立つので注意が必要です。

施術後3~6か月

むくみや硬さが徐々に治まってきます。
傷跡も少しずつ薄くなり、体の線もキレイに整います。

ダウンタイムの過ごし方

おしりの脂肪吸引

入浴

施術当日はシャワーも入浴もできません。
洗面台やキッチンで洗顔ならできますが、患部の圧迫や痛みがあるため、動かないで顔を洗える、ふき取り用洗顔シートなどを使いましょう。
洗髪やシャワーは、傷口に水がかからなければ翌日から可能ですが、おしりを濡らさないのは難しいので、医療用の防水テープなどで、傷口を守ってからシャワーを浴びてください。
浴槽にお湯をためての入浴は、施術後1週間過ぎてから可能になります。

アイシング

施術後は、患部や体が熱を持ちます。
そんなときは、氷や水などを使い体を冷やすアイシングがおすすめです。
アイシングを行うのは、施術後3日ぐらいまで。
そのあとは、血行を良くして回復を早めましょう。

マッサージ

抜糸以降、硬縮をほぐすためにマッサージを行いましょう。
マッサージすると、血行が促進することにより硬縮が早く緩和されます。
又、むくみにも効果がありますが、強い痛みがあるので、無理をしない程度に行ってください。

水分

脂肪吸引後は、炎症が起きたり傷を直したりするために、体の中の水分のバランスが崩れています。
術後1週間ぐらいは意識して多めに水分を摂ってください。
数日経って、尿が多めに出るようになれば、水分のバランスが整ってきたということなので、普段の水の量に戻して大丈夫です。

食事

傷を治すためには栄養を取ることも大切です。
・たんぱく質・・・体をつくる主成分
・亜鉛・・・新しい細胞をつくる
・ビタミンC・・・亜鉛の吸収を助ける
・ビタミンB群・・・皮膚や粘膜をつくる
・ビタミンE・・・細胞の再生を促す働きがある
・カリウム・・・むくみを解消する
上げた栄養素以外が不要というわけではありません。
これらの他の色々な栄養も併せ、3食バランスよく摂りましょう。

運動・ストレッチ

走ったり運動したり、施術前のように元気に動くことができるようになるのは、約1か月を過ぎてからです。
痛みや腫れが治まっても、激しい運動は控えてください。
行うとしたらストレッチ。
ストレッチには血液の流れをよくする効果があります。

仕事

職場復帰は、施術当日の翌日にする人もいますが、体のことを考えると、施術後2〜3日は無理をしないほうがいいでしょう。
立ち仕事、肉体労働や激しい運動をする人の場合、長期休みや有給休暇などをうまく使い、最低2週間は休むことをおすすめします。

喫煙

血液中にあるヘモグロビンは、酸素と結びついて全身に酸素を運ぶ役割があります。
タバコの煙に含まれる一酸化炭素もヘモグロビンと結びつくので、喫煙をすると酸素が奪われ酸素欠乏状態に。
ニコチンにも血管を収縮させる効果があるので、酸素と栄養素を運ぶ量や速さに支障がでます。
脂肪吸引をした箇所を回復させるには、酸素と栄養素が必要不可欠なので、喫煙をすると回復が遅くなり、余計なリスクを背負ってしまうかもしれません。

飲酒

アルコールには血流をよくする働きがあります。
ですが、施術後は血も栄養も足りておらず、飲酒によってアルコール濃度が高まった血の流れが良くなるだけ。
それどころか、血の流れが良くなると、脂肪吸引後の内出血や痛み、腫れがひどくなり、治まりかけていた症状がひどくなる可能性が。
血や栄養が足りても、ひどくなったところに回復力が奪われ、結果としてダウンタイムの期間が長くなる場合もあります。

脂肪吸引についてよくある質問

おしりの脂肪吸引

Q:カウンセリングで、何か必要なものはありますか?

必ず必要というわけではありませんが、疑問や不安についてまとめたものがあれば、それに対して具体的に話せます。
また、理想とする体形がわかる写真や画像があればお持ちください。

Q:脂肪吸引で1回で何kgぐらいとれますか?

体形によって個人差がありますので、医師へご相談ください。

Q:施術当日、どんな服装が望ましいですか?

ゆったりとした、脱ぎやすい格好がおすすめです。
施術後は体を圧迫固定します。
体にぴったりの服装や、脱ぎ着が面倒な服装だと、動くのもトイレに行くのも大変になります。
靴も、座って履くような靴では着脱が大変なので、立ったまま履いて動けるような靴を選んでください。

Q:施術後、むくみを解消するために利尿剤を服用してもいいでしょうか?

だめです。
脂肪吸引後のむくみは、脂肪を取って空いた箇所に麻酔液や血液などの水分が留まって起こることです。
利尿剤は尿の量を増やし体の中の余計な水分を排出する効果がある薬で、一言に言っても、その効果によって何種類もあります。
むくみの原因である水分の種類が違いますし、そもそも施術後は水分が足りていない状態です。
自己判断で利尿剤を服用するのは絶対にやめてください。

支払いや日程の変更に関して質問はこちら

脂肪吸引についてもっと知る方法

おしりの脂肪吸引

これまでお話ししたのは、施術やクリニックについての話しです。
実際受けた人のリアルな声は、このページでは知ることができません。
脂肪吸引についてもっと知るなら、施術を受けた人が書いているブログ記事がおすすめです。

ブログで調べる

体験談ブログ、経過ブログ、後悔ブログなど、脂肪吸引を受けた人が書いているブログがあります。
脂肪吸引の種類、行った箇所、吸引した量によって個人差がでるので、同じようにはなりません。
ですが、写真や受けた人の確かな情報が載っているので参考になります。

口コミで調べる

美容医療のまとめサイトでは、施術に対しての口コミ。
美容クリニックのまとめサイトでは、クリニックの情報とともに口コミが載っています。
日付の記載がないものもあり、確実性ではブログに劣りますが、脂肪吸引について知る一つとして調べてみてはどうでしょうか。

Twitterで調べる

一言一言は短いかもしれませんが、脂肪吸引を受けた人、受けようとしている人のリアルな呟きを読むことができます。
最新の呟きから古い呟きまで幅広く見れますが、呟きが多く、読むのが大変です。
ブログ記事:体験談や経過、後悔したことなど、受けた人の確かな情報が載っている。
口コミ:施術やクリニックに対しての口コミを調べられる。
Twitter:最新のリアルな呟きを調べられるけれど、調べるのは大変。

 

 

 

監修医師

苅部 淳Karibe Jun理事長

苅部 淳 日本形成外科学会形成外科専門医
略 歴
順天堂大学医学部卒業
東京大学附属病院形成外科 入局
埼玉医大総合医療センター 形成外科・美容外科 助教
福島県立医大付属病院 形成外科
寿泉堂総合病院 形成外科
山梨大学附属病院形成外科 助教・医局長
東京大学附属病院 精神科
専 門
日本形成外科学会形成外科専門医
日本抗加齢学会専門医
日本医師会認定産業医
専門分野
形成外科一般、マイクロサージャリー、リンパ管吻合術、乳房再建術、性適合手術、美容外科手術、静脈瘤、レーザー治療など。
美容外科手術、レーザー、ボトックス、ヒアルロン酸等
大手美容外科クリニックで長年にわたり研鑽を積み、形成外科専門医として医師の診療、指導にあたっている。


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