- 【麹町皮ふ科・形成外科クリニック】(市ヶ谷/半蔵門/永田町/千代田区)
- 美容皮膚
- マッサージピール
- マッサージピールの効果|ヴェルヘッドスキンとマッサージピールの違いは?
- 美容皮膚
- マッサージピール
マッサージピールの効果|ヴェルヘッドスキンとマッサージピールの違いは?
2022.12.26
マッサージピールとは
マッサージピールは専用の薬剤をマッサージのように肌に浸透させていく施術で、ケミカルピーリングの1種です。
イタリア製の「PRX-T33」という薬剤を使用しており、主に美容クリニックなどで施術を受けられます。
マッサージピールで使用される「PRT-T33」の成分は以下の通りです。
・トリクロロ酢酸
・過酸化水素
・コウジ酸
の3つの成分が使用されており、ピーリング効果を発揮します。
またマッサージピールは施術者が直接手で施術を行うので、機械を使用する感覚と違い、刺激も弱くリスクの低い施術になります。
ヴェルヘッドスキンとは?
ヴェルヘットスキンとは、「ダーマペン」と「マッサージピール」を組み合わせた施術です。
ダーマペンで肌に細かい穴を開けた後に薬剤を投入していき、毛穴のつまりや肌質改善などの効果があります。
この技術はマッサージピール単体での施術では難しくヴェルヘッドスキンの特徴です。
ですので、ヴェルヘッドスキンはより肌の奥へ薬剤が浸透しやすい施術ですね。
肌の奥に薬剤が浸透することで、より効果的に肌の内側から改善できます。
マッサージピールとヴェルヘッドスキンの違い
マッサージピールとヴェルヘッドスキンの違いは大きく2つあり、
・ヴェルヘッドスキンの場合ダーマペンを使用する
・ヴェルヘッドスキンは肌の奥まで薬剤が浸透しやすい
です。
簡単にいうと、ヴェルヘッドスキンはマッサージピールとダーマペンを組み合わせた、施術方法ですね。
またマッサージピールとヴェルヘッドスキンでは発揮する効果が似ていますが、実際は
・施術法
・発揮までの期間
・発揮できる効果症状
などに違いはあります。
ですので、マッサージピールとヴェルヘッドスキンは別の治療法と考えるのが良いです。
マッサージピールがおすすめな人
マッサージピールがおすすめな人は以下の通りです。
・肌のハリが気になる
・シワを気になる
・ニキビ跡が気になる
・肝斑が気になる
・毛穴の開きが気になる
などの人におすすめです。
マッサージピールの効果
マッサージピールの効果は
・肌のハリアップ
・シワの改善
・美白効果
・毛穴の改善
・肌質改善
・肌のザラつき改善
・たるみ、くすみの改善
などがあります。
多くの改善可能な症状があり、幅広い悩みを持った方に当てはまりやすい症状が多いですね。
年齢を重ねるとともに肌の悩みは増えてくるので、多くの症状に対応できる、マッサージピールはおすすめです。
マッサージピールの特徴
ここからはマッサージピールの特徴をお伝えしていきます。
マッサージピールには多くの特徴があるので1つ1つ詳しく紹介します。
即効性がある
マッサージピールの薬剤は浸透しやすく、施術直後から肌のツヤやハリなどの効果を感じやすいです。
また、国家資格を持った人がマッサージを行うので技術も優れており、効果もすぐに発揮しやすいですね。
痛みがない
マッサージピールは名前の通り、施術者が手でマッサージを行うので痛みはありません。
機械や刺激の強い施術は痛みが伴うことも多いので麻酔などをしますが、マッサージピールでは麻酔をする必要がありません。
ダウンタイムがほとんどない
マッサージピールは刺激の弱い施術なので、赤みや腫れがでることは、基本的にありません。
また、施術時間も20分程度と短く身体への負担も少ないです。
肌を剥離させない
従来のピーリングでは肌が剥離して、皮が向けたり赤くなったりしていましたが、マッサージピールではそのような症状が起こりません。
使用する薬剤は過酸化水素で、皮膚表面のピーリング作用を抑える働きがあり、刺激を感じにくくなっています。
ですので、マッサージピールで肌の剥離が起こることはありません。
部位に調整できる
マッサージピールでは医療資格者が手で行うのでマッサージの回数や方法を調節できます。
調節することで、浸透させる加減を変えて最大限の効果を発揮させます。
首のケアもできる
首の施術は機械を使用することが難しい部位です。
ですので、施術を受けられることが少なく、改善が難しい部位となっています。
ですが、マッサージピールでは首の施術もできるため、顔と同時に行うこともでき、効果もしっかり発揮します。
マッサージピールはセルフでやると危険な理由
ここからはマッサージピールをセルフ行うと危険な理由についてお伝えします。
正しい薬剤を使用できているのか
医療機関や美容クリニックで使用されている、多くの薬剤は市販などで購入できないことが多いです。
そのため、市販で購入した薬剤の成分などを正確に把握できず、肌のトラブルになることもあり、適切な効果を発揮できません。
ですので、マッサージピールの施術を受ける際は、適切な効果を出すためにも医療機関へ行きましょう。
適切な施術ができているか
マッサージピールを行う際は肌状態を見て、施術回数やマッサージの強度を変えます。
肌の状態が分からない状況でマッサージピールをセルフで行うのは、効果がでないうえに逆効果の場合もあります。
ですので、専門の医師に必ず肌の状態を確認してもらいましょう。
専門の知識はあるのか
当然のことですが、医師は豊富な知識があるため最大限の効果を発揮できます。
知識がないと根拠がなく施術を行うため、イレギュラーなことや効果が出なかった時に適切な対応ができません。
マッサージピールはセルフでもできるイメージがありますが、簡単な施術ではないので医療機関で施術を受けて効果を発揮する方がおすすめです。
マッサージピールが最適な治療法なのか
マッサージピールが自分に最適な治療法なのかは確認しなければいけません。
医師は効果を出すために必ず症状に応じて最適な治療法を提案します。
もちろん、予算内での選択にはなりますが、症状によってはマッサージピールではない方が効果を発揮することもあります。
自己判断でマッサージピールを選択している人も多いですが、専門の医師に相談した方が最大限の効果を発揮します。
また、ヴェルヘッドスキンも同様で、効果を最大限発揮するためにはセルフより医療機関へ相談することをおすすめします。
マッサージピールの副作用
ここからはマッサージピールの副作用をお伝えします。
副作用で良く起こる症状が、
・施術後の赤み
・施術中のピリピリとした刺激
・施術中に火照り
が起こる可能性があります。
ただ、副作用が起こる可能性は低く、ほとんど起こりません。
他の施術に比べても副作用のリスクは低いので、安心して受けられる施術でしょう。
万が一、副作用が起こっても数日程度で症状は治ります。
施術概要
施術内容 | マッサージピールは「PRX-T33」という薬剤を使用して、施術者がマッサージで顔に浸透させていく施術です。
ヴェルヘッドスキンはマッサージピールとダーマペンを組み合わせた施術です。 |
---|---|
所要時間 | 20分程度で終わります。(ヴェルヘッドスキンも同様) |
治療間隔 | 2週間~3週間に1回のペースが理想です。 治療回数は、患者様の症状によって異なります。 |
痛み・副作お用 |
痛み、副作用はほとんどありません。 まれに痛みを感じたり、副作用がでたりする方もいます。 |
メイク・入浴 |
メイク・入浴は施術直後から可能です。 但し、ヴェルヘッドスキンの場合は施術後12時間経過するまでは、メイクと入浴ができません。 |
リスク |
・薄く皮が剥ける ・赤みがでる ・かさぶたができる といったリスクはあります。 ただ、このような症状がでるのも稀です。 |
施術の流れ
ここからはマッサージピールの施術の流れについて説明をしていきます。
診察・カウンセリング
まずはカウンセリングを行い、患者様の要望を聞きます。
カウンセリングではスタッフが丁寧に患者様の要望を聞くので、安心して受けられます。
また、診察では患者様のお肌の状態などを把握して最適な施術内容の提案を行います。
その際に、不安なことや聞いておきたいことがあれば気軽に質問できます。
洗顔
施術に入る前に洗顔を行います。
洗顔では化粧や皮脂の汚れを丁寧に落としてから施術に入ります。
施術
施術は患者様のお肌の状態を見ながら行います。
基本的に皮膚の強い部分から弱い部分へマッサージをしながら薬剤を浸透させていきます。
施術は20分程度で終わります。
スキンケア・メイク
施術後は、肌の乾燥や日焼けは良くないので、スキンケアをして頂き帰宅します。
また、この際に必要であればメイクも同時にできます。
よくある質問
-
Q:マッサージピールは1回でも効果ありますか??A:マッサージピールは施術直後から効果を感じやすく、1回の施術でもハリ感やツヤがでます。
ただ、1回よりも継続的に複数回の施術を症状に合わせて、受けて頂く方が効果を実感できます。 -
Q:施術後にメイクは可能ですか?A:はい、可能です。
マッサージピールの場合は施術後からメイクをしても効果には問題ありません。
また、メイクをする前にしっかりと保湿を行って下さい。 -
Q:痛みはありますか?A:痛みは基本的にありません。
マッサージピールは肌への刺激を抑えているので、ほとんど痛みを感じることはありません。
それに伴い、麻酔の使用も必要ありません。 -
Q:ダウンタイムはありますか?A:ダウンタイムは基本ありません。
多くの方がダウンタイムはないですが、 稀に赤みや皮が剥けることもあります。
ですが、数日程度でダウンタイムの症状は収まります。 -
Q:薬剤が合わないことはありますか?A:はい、患者様によってはあります。
稀ですが、敏感肌の方や刺激に弱い方などは赤みや少し痛みを伴うことがありますが、可能性としてはとても低いです。
まとめ
今回はマッサージピールの効果やヴェルヘッドスキンとマッサージピールの違いについてお伝えしてきました。
マッサージピールでは多くの効果を発揮することができ、非常にリスクも少ない施術です。
また、マッサージピールではダーマペンを使用しないですが、ヴェルヘッドスキンはダーマペンを使用して施術を行う違いがあります。