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眉毛のアートメイクを解説!素敵な女性になりたい人は必見です!
2022.11.10
忙しくて朝メイクの時間がない。
メイクが苦手だから少しでも手間を減らしたい。
友達や恋人の前ですっぴんをさらしたくない。
メイクをしている女性の大半の人が思うことですよね。
普段は時間をかけて頑張っていても、寝坊したり、調子が悪くて化粧のノリが悪かったりすれば、顔にどこか違和感が残ってしまいます。
そんなことになりたくない人は、眉毛のアートメイクがおすすめです。
アートメイクとは、長く持ち、洗っても落ちないメイクのこと。
すっぴんでもはっきりとした形の良い眉毛になるので、メイク時間の短縮、書く手間がない、すっぴんに自信が持てるなど、さまざまなメリットがあります。
メイクが原因のストレスが減るので、時間にも体力的にも精神的にも余裕ができ、素敵な女性になれますよ。
アートメイクとは
アートメイクは、1~3年と長期的に持つ、洗っても落ちないメイクです。
皮膚の表面上に色素をのせる化粧と違い、ニードルと呼ばれる専用のとても細い針で、皮膚の内側の浅い部分(表皮層)に色素を注入。
ニードルで刺した孔は、色素をそのままに、肌の回復や再生を促す創傷治癒機能によってふさがるので、汗や洗顔では落ちません。
しかし、肌の新陳代謝によって、色素の入っている細胞が肌表面に押し上げられ、老廃物として剥がれ落ちるので、徐々に薄まっていきます。
- 眉毛
- アイライン
- 唇
- ヘアライン
- ほくろ
アートメイクの重要な注意事項
アートメイクは、医師、もしくは医師の指導・管理の元で看護師が行う『医療行為』です。
2006年から2011年までの5年間にあった121件の危害(障害や傷害など)の内、95%が資格を持たない者によるもので、平成13年11月8日に制定されました。
医療行為には必ず責任が伴います。
また、友人知人が趣味や引退などで医師免許だけを持っていても、施術を頼むのは止めましょう。
タトゥーや入れ墨との違い
タトゥーや入れ墨も、肌の内側に色素を注入するメイクです。
しかし、皮膚の浅い部分(表皮層)0.01〜0.1mmのところに色素を入れるアートメイクと違い、肌の深い部分(真皮層) mm~2mmのところに色素を注入するので、永久的に落ちません。
その他にも、さまざまな違いがあります。
名称 | アートメイク | 入れ墨・タトゥー |
---|---|---|
行う目的 | 悩み解消 | おしゃれ |
色素の原料 | 金属 | |
色素の注入場所 | 表皮層 | 真皮層 |
施術者(資格) | ・医師(医師免許) ・医師の指導・管理を受けた看護師(看護師免許) |
彫師(資格なし) |
効果 | 1~3年 | 永久的 |
その他 | 同意書 |
歴史や国は違いますが、同じようなものと考えられています。
アートメイクのメリットとデメリット
メリット
- メイク時間が短くなる
- 水や汗で落ちない
- すっぴんでも自信が持てるようになる
・メイク時間が短くなる
彫り方にもよりますが、アートメイクではっきりとした眉毛を描いているので、大幅に化粧の時間を短縮できます。
ファンデーションやパウダーを顔全体に塗った後、隠れてしまった眉毛を治すだけ。
理想の眉毛の形に線を描いて色をのせて、といった工程が減るので、メイク時間の短縮になります。
・水や汗で落ちない
最初に話したように、アートメイクは皮膚の内側に色素を入れます。
入れた部分はふさがっているので、どれだけ汗をかいても、長時間お風呂やプールに入っても、落ちることはありません。
・すっぴんでも自信が持てるようになる
アートメイクをしていない眉毛は、すっぴんだと、短めだったり、ほとんどなかったりします。
しかし、そういった人は、すっぴんと化粧後の顔の違いに悩むことも。
アートメイクをすると、すっぴんでもはっきりとした整った眉毛になるので、自信が持てるようになります。
・左右の眉毛のバランスが整う
アートメイクは、眉毛全体を行うだけではありません。
眉の一部に傷ができ、毛が生えてこなくなった部分や、極端に短い眉毛、薄くて印象のない眉毛など、一部から全体まで好きなように行えます。
眉毛の気になる部分だけを行い、左右のバランスを整えることも可能です。
デメリット
- 簡単には消えない
- 複数回行う必要がある
- 施術前後、ほかの美容施術を受けられない
- ダウンタイムがある
- 施術後1週間は化粧ができない
- 施術直後は色が濃く見える
- 医師の技術に左右される
- 病院で検査を受けられない場合がある
・簡単に消えない
アートメイクの長い間消えないという点は、メリットですが、デメリットでもあります。
その時のノリや流行りのデザインで施術を行うと、時間がたって後悔することも。
行う場合は、標準的な形や、自分の顔の形に合わせたデザインで行いましょう。
・複数回行う必要がある
個人差にもよりますが、アートメイクは、1回で色素が定着しない場合も多いです。
そのため、望みのアートメイクを施す場合は、2回以上の施術を行う必要があります。
2回目の施術は、1か月半~3か月目までに行うのがおすすめです。
・施術前後、ほかの美容施術を受けられない
アートメイクの施術を行う前後1~3か月は、ほかの美容施術を受けられません。
顔の整形や脱毛など、顔に何らかの影響を与える施術は、アートメイクのデザインや色素に影響を与えてしまいます。
アートメイクを行う場合は、大抵の場合、複数回行う必要があるので、その間、顔に関するほかの施術を受けられません。
・ダウンタイムがある
施術後、施術前と同じようになるまでの期間をダウンタイムと言います。
ケガをした場合で例えると、ケガが治りかさぶたも取れ、転ぶ前と同じようなつるつるの肌の状態になるまでの期間、といえばわかりやすいでしょう。
ダウンタイムの間の症状や期間は個人差によります。
しかし1週間はかかるので、気になる人は、長期休暇などを利用してください。
・施術後1週間は化粧ができない
アートメイクの施術後1週間は化粧ができません。
アートメイクを行った眉毛は、ニードルを刺すので傷になっています。
ファンデーションなどを使用すると感染症にかかる恐れがあるので、施術後1週間は化粧をしないでください。
・施術直後は色が濃く見える
施術後、色が定着するまでは望んだ色よりも濃い目に見えます。
大体1週間で色が落ちつき、自然な色になってきますので安心してください。
・医師の技術に左右される
デザインや施術を行うのは、人です。
そのため、行う人のデザイン力や腕がよくなければ、望んだ形にならないことも。
また、慣れない人が行うと、痛みや施術の時間が多めにかかってしまう場合もあります。
行う前にしっかりと見極めることが大切です。
・病院で検査を受けられない場合がある
アートメイクで使用しているのは金属を使用した色素です。
そのため、病院で行うMRI検査やCT検査を行えない場合があります。
行えるかどうかは病院によって違います。
- 同意書に同意すれば行える(ヤケドに関する同意書など)
- 行えない(クリニックで行えると言っていても行えない)
- 行える
アートメイクで使用する色素によっては行えると伝えているクリニックもありますが、病院で検査を行う場合は、必ずアートメイクをしていることを伝えてください。
アートメイクの施術方法
アートメイクの施術は、3通りあります。
・手彫り
・機械彫り
・手彫りと機械彫りを合わせた方法
それぞれの違いを見ていきましょう。
手彫り
手彫りは、針が付いたペン型の専用器具を使い、1本1本手で眉毛に色素を入れる方法です。
何本もの針がついた絵筆のような道具を使用して、1本ずつ手で眉毛を描いていくので、自眉のような違和感のない自然な仕上がりになります。
しかし、その分施術時間は長く、高い技術が必要になるので、料金も機械彫りより高めです。
- 自眉のような自然な眉毛にしたい人
- ナチュラルメイクの人
- 痛みに強い人
- 時間に余裕がある人
機械彫り(マシン彫り)
機械彫りは、医療マシンを使用してアートメイクを行う方法です。
設定したデザインに沿って機械が自動で眉毛に色素を入れていきますが、早さや間隔が一定なので、濃さがあまり変わらず、塗りつぶしたような仕上がりになります。
しかし、化粧でアイブロウをした後のような仕上がりなので、はっきりとした顔立ちの人にはおすすめです。
また、手彫りに比べて施術時間が短く、強さを調整できるので、痛みが少ないというメリットもあります。
- はっきりとした顔立ちの人
- 色を濃いめに入れたい人
- メイクをしているような仕上がりにしたい人
- しっかりとしたメイクをする人
- 痛みに弱い人
- 短時間で済ませたい人
手彫りと機械彫りを合わせた方法
手彫りと機械彫りを合わせた施術もあります。
手彫りと同じく1本ずつ手で眉毛を描いていき、そのあと機械でパウダー状の色素を入れるので、眉毛のふんわりとした質感も表せるのが特徴。
手彫りや機械彫りよりも自然な仕上がりになると人気の、まだ新しい施術です。
しかし、施術の時間や値段はほかの施術よりもかかるデメリットもあります。
- ふんわりとした立体感がある自眉のような眉毛にしたい人
- ナチュラルメイクの人
- 最新の施術を受けたい人
麴町皮ふ科・形成外科クリニックのアートメイク
麹町皮ふ科・形成外科クリニックのアートメイク施術は、2種類あります。
- フェザーブロウ
- 傷痕修正アートメイク
このページでは、フェザーブロウをメインで紹介しております。
フェザーブロウ
麴町皮ふ科・形成外科クリニックのフェザーブロウは、手彫りと機械彫りを選択、もしくは両方行うアートメイクです。
眉毛1本1本の毛並みを描く手彫りと、機械でパウダーのような色素を入れる機械彫りを医師の指導を受けた高い技術力を持つ看護師が行います。
EMA(欧州医薬品庁)認可の、安全で体に優しい色素を使用しているので、施術後、MRIの機械は利用できますが、行う時は病院にアートメイクをしていることを伝えてください。
受ける人の肌質や髪質、眉毛の色、目の色、血管の色、生活習慣から予測した肌の変化などさまざまなものを元に、豊富な色揃えからその人に合う色を提案します。
フェザーブロウの値段
- フェザーブロウ(眉毛全体)
- 1回69,500円
- 2回125,000円
- (毛並かパウダー選択可能。毛並がおススメ)
- フェザーブロウ(眉毛の一部分)
- 部分40,000円
- フェザーブロウ
- 10,000円
- (+パウダーか毛並どちらも行う場合)
- リタッチ(修正)
- 1回55,000円
- (2回コース終了後 2年以内の施術)
- モニターのご案内
- 2回99,000円
- (毛並+パウダー)同日に両方は不可能
※モニターが適切であるか、眉毛のお写真を提示していただく場合があります
※リタッチは、1度アートメイクをした場所を修正して整える施術です。
フェザーブロウのその他の料金はこちら→フェザーブロウ
アートメイクの症例写真
施術事例:CASE 018
施術事例:CASE 022
アートメイクのその他の症例写真はこちら→症例写真
②見たいアートメイクをクリック
傷痕修正アートメイク
傷痕修正アートメイクは、傷痕や手術痕、妊娠線や肉割れなどを目立たせなくするメイクです。
周囲の皮膚の色に近い色素を皮膚の浅い層に入れ、目立たせなくします。
傷跡修正アートメイクの詳細はこちら→傷跡修正アートメイク
アートメイクの注意点
アートメイクのリスク・副作用
・施術後のさまざまな症状
アートメイクの施術後は、さまざまな症状が表れます。
症状の重さや期間は個人差によりますが、大体1週間ぐらいで治まるので問題ありません。
もし、長く続く場合は、クリニックに相談してください。
- 痛み
- 腫れ
- かゆみ
- 内出血
- 炎症
- 発赤(ほっかん/皮膚が赤くなる症状)
・アレルギー
まれに、色素や、麻酔、アートメイクで使用する道具に対するアレルギーが起こる人もいます。
施術を行う前にカウンセリングで話し合いをしますが、本人がアレルギー体質だと分かっていないことも。
異変があればすぐに病院で診てもらってください。
・感染症
アートメイク施術後に、感染症にかかる人もいます。
原因は、アートメイクに使用する道具類の衛生管理不足や、傷口に菌が入り込んだことによるもの。
当クリニックでは、感染症が起こらないように徹底指導・管理をしておりますので安心してください。
また、傷が菌に触れないように、施術を受けた人は、ダウンタイム経過後まで十分に注意しましょう。
施術を受けられない人
- 妊娠中、または妊娠の可能性がある人
- 授乳中の人
- 未成年
- アトピー、喘息持ちの人
- 抗がん剤治療を受けている人
- 血液疾患(肝炎・HIV)がある人
- 免疫系疾患(リュウマチ、糖尿病、白血病)がある人
- ケロイドを有する部位およびケロイド体質の人
- 治療部位に重篤な皮膚疾患および感染症がある人
- 金属、薬物アレルギーの人
- アートメイク施術前後3か月以内に、顔の美容施術を受けた人、受ける予定のある人(ピーリングや脱毛、整形など)
- 肌に皮剥けや赤みが生じるスキンケアを使用されている人(アートメイクの前後3週間ほどは使用を控えてください)
- 口唇ヘルペスの人(リップ施術を受ける場合)
ダウンタイムの注意点
施術後の控える行動と期間
行動 | 控える期間 |
---|---|
洗顔・シャワー | 施術当日(12時間以上は控えてください) |
入浴 | 1週間 |
メイク・日焼け止め | 1週間 |
運動 | 1週間 |
喫煙・飲酒 | 1週間 |
ダウンタイムの過ごし方の注意
・体温や代謝を上げない
施術後、入浴や運動、飲酒などを行うと、体温や代謝が上がり、腫れや痛みがひどくなります。
代謝や体温が上がる入浴や激しい運動は控えて、シャワーや軽いストレッチで済ませてください。
・傷口は清潔にして触れないようにする
ダウンタイム中は、傷口に触れる、こする、掻く、といった行為は、菌が入り感染症になる可能性があるので行わないでください。
また、傷口や傷口に触れる部分(髪など)を清潔にして感染症を予防しましょう。
・患部を冷やす
アートメイクを行った後に起こる痛みや腫れ、発赤などは冷やすと緩和します。
洗ったばかりの清潔なタオルやガーゼなどを濡らしたり、保冷剤を包んだりして患部に当ててください。
・保湿する・こまめに水を飲む
施術後の患部は、炎症や乾燥が起こりやすくなっています。
傷口に化粧水や美容液をつけれないので、ワセリンや軟膏などで水分の蒸発を防いでください。
また、こまめに水を飲むのもおすすめです。
・日光を浴びない・気温や湿度が高い場所に行かない
紫外線が原因で、色素が変色・退色する場合があります。
また、日差しにあたり体が温まると、腫れや痛みがひどくなる場合も。
つばの広い帽子や日傘、サングラスなどを使って、紫外線を浴びないようにしましょう。
アートメイクのよくある質問
施術中、痛みはありますか?
あります。
アートメイク施術を行う際は麻酔を使用しますが、施術中、ピリピリとした痛みを感じる人も。
痛みの度合いや感じ方は、個人差によって違います。
アートメイクの除去方法は?
自然に消えるのを待つか、もっと早く消したい場合にはレーザーで消します。
しかし、レーザーで消そうとすると、色素に反応しヤケドをしたり、眉毛の毛根が傷つき毛が生えてこなくなったりすることも。
そのようなことが起こらないように、アートメイクの施術前には十分に考えて、医師ともよく相談しながら行ってください。
アートメイクは保険適用されますか?
されません。
厚生労働省が承認していない機械や薬剤を使用する自由診療なので、保険は適用されず、全額負担となります。
男ですが、アートメイクできますか?
可能です。
当クリニックでは男性のアートメイクも行っております。
アートメイクを調べて出てきたメディカルタトゥーってなに?
外国でのアートメイクの呼び方です。
メディカルタトゥー、パーマネントメイクアップ、コスメティックタトゥーなどさまざまな呼び方があります。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
アートメイクには、
・メイク時間が短くなる
・水や汗で落ちない
・すっぴんでも自信が持てるようになる
など、さまざまなメリットがあります。
眉毛のアートメイクが気になった人は、クリニックで相談してみてください。
メイクの時短に、自信を持つために、眉毛のアートメイクはおすすめですよ。
-
苅部 淳Karibe Jun理事長
-
- 略 歴
-
順天堂大学医学部卒業東京大学附属病院形成外科 入局埼玉医大総合医療センター 形成外科・美容外科 助教福島県立医大付属病院 形成外科寿泉堂総合病院 形成外科山梨大学附属病院形成外科 助教・医局長東京大学附属病院 精神科
- 専 門
-
日本形成外科学会形成外科専門医日本抗加齢学会専門医日本医師会認定産業医
- 専門分野
-
形成外科一般、マイクロサージャリー、リンパ管吻合術、乳房再建術、性適合手術、美容外科手術、静脈瘤、レーザー治療など。
美容外科手術、レーザー、ボトックス、ヒアルロン酸等
大手美容外科クリニックで長年にわたり研鑽を積み、形成外科専門医として医師の診療、指導にあたっている。
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