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麹町皮ふ科・
形成外科クリニック
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人中短縮

人中短縮とは

人中(じんちゅう・にんちゅう)と呼ばれる、鼻から上唇まで垂直に伸びる唇上部の溝の部分が長いと、鼻の下が間延びしてのっぺりとした印象の顔に見られがちです。面長のようにも見え、顔全体の印象に悪影響を与えます。

そこで、人中および鼻の下の皮膚を短く調整し、引き締まった印象の小顔にするための美容整形手術として、人中短縮術(じんちゅうたんしゅくじゅつ)があります。

人中短縮術とは、鼻と上唇の境目にあたる、鼻翼と頬の接している縁のラインを切開し、口輪筋(口の開け閉めや、口を前方に尖らせる動きを担う筋肉)を鼻中隔骨の基部の部分に引きつけて縫合する術式です。具体的には、鼻の下の皮膚を数mmほど切除して、鼻と唇の間の距離を縫い縮め、鼻の下を短くします。

このような方におすすめ

  • 鼻の下が長いのが気になっている。
  • 人中を短くして、引き締まった印象にしたい。
  • 鼻と唇の間の距離を縮めたい。
  • のっぺりと間延びした顔の印象を変えたい。
  • 鼻の下が長くて面長に見えてしまうのを治したい。
  • 上唇をふっくらとした印象にしたい。

この施術の特徴

当院では、施術の仕上がりにこだわりを持っており、患者様のご要望を親身にお伺いしつつ、入念にデザインを行なったうえで、人中短縮術を実施しております。

人中短縮術で鼻の下の長さを理想的な比率にまで短くすることが可能

人中短縮術では、鼻の下の皮膚を切除して、鼻の下の長さが15mm〜17mm程度(個人差あり)の長さになるように調節して縫合を行います。

なお、鼻の下の皮膚をどのくらい切除すべきなのかは患者様ひとりひとりの顔の印象によって異なってくるため、医師による入念な術前のデザインが重要となります。当院では、経験豊富な医師が患者様のご要望に沿ってデザインを進めていきます。

鼻の下の輪郭に沿って切開と縫合を行うため、傷跡がほとんど目立たない

人中短縮術では、鼻の下の輪郭に沿ってデザインを行い、そのラインに従って切開します。その後、鼻の下の皮膚および口輪筋の形態を直したうえで、縫い縮めます。人中短縮術の手術の傷跡は、鼻の下の輪郭に沿って形成されるため、傷跡が過度に目立つことはほとんどありません。

鼻の下と唇の間の距離を縮めることで上唇がふっくらとした印象になる

人中短縮術を行うことにより、鼻の下と唇の間の距離を縮めることができます。これにより、上唇がふっくらとした印象になり、より柔らかく、可愛らしいイメージのお顔にすることが可能です。このように、人中短縮術は、鼻の下の長さを調整するだけでなく、唇の印象も調整することができるのです。

施術の流れ

  • 鼻の下を短くする手術(人中短縮術)の術前

    鼻の下を短くする手術(人中短縮術)の術前の状態です。

  • 人中短縮

    術前

  • 鼻の下を短くする手術(人中短縮術)のデザイン

    鼻の下を短くする手術(人中短縮術)では、皮膚の切除は意外に少なめで十分です。
    左右の人中の高まり(人中陵(にんちゅうりょう))は、上口唇の2つの高まり(キュービットボウ)と鼻柱基部の左右の端にくるようにデザインし、この位置関係を崩さないように注意します。

  • 筋弁を作成します

    口輪筋の中心(人中窩の部分)を切除し、筋弁を作成します。

  • 口輪筋のつり上げ

    筋弁を鼻中基部の軟骨(ANS)に糸でしっかり固定し口輪筋のつり上げを行います。(ムスクルサスペンション)

  • 医療用光学顕微鏡に徹底的に丁寧な縫合を施します

    形成外科専門医の腕の見せ所です。
    マイクロサージェリー(顕微鏡下)による縫合
    縫合後の状態です。
    鼻柱と上口唇の関係等縫合に際し注意する点は多数あります。

  • 鼻の下を短くする(人中短縮術)の術後

    鼻の下が短くなりました。

  • 術後

概要やリスク

麻酔

クリーム麻酔と局所麻酔を併用

所要時間

40分~1時間程度

洗顔・入浴・メイク

患部に触れない短時間のシャワーであれば当日より可能です。
抜糸までは患部を濡らさぬよう洗髪や洗顔時には注意して患部に泡が付いたら泡が残らないように、流水でしっかりとすすいでください。
患部以外のメイクは施術直後から可能です。

通院回数

2回(抜糸:術後5~7日程度・診察:術後1か月程度)

副作用・ダウンタイム

個人差があるものの、腫れは約1~4週間程度で収まります。
稀に内出血や感染症になった場合は、腫れが長引く事があります。
ダウンタイムは手術後2~4週間程度。

注意事項

人によっては稀に傷口から細菌が入って膿んでしまい感染症を引き起こす可能性があります。
赤く腫れが出たり、白い膿が出た場合は感染症の可能性があるのでクリニックへご連絡ください。
現在、服用しているお薬がある方、妊娠中の方、以前麻酔や薬を服用して体調が悪くなった方は、手術前に医師にお伝えください。
手術当日は、お車での来院は控えてください。また、コンタクトレンズを着用している方は、手術中はコンタクトレンズを外していただきますので、メガネの用意をお願いいたします。
激しい運動をすると血流が良くなり、腫れが強くなる可能性があります。抜糸するまでは控えるようお願いいたします。また抜糸後でも、運動をしていて少しでも違和感があったら運動を中止してください。様子を見ながら少しずつ運動量を多くしていった方が無難です。

よくある質問

人中短縮を受けられない人はいますか?

人中短縮はメスを使った切る施術ですか?

人中短縮は、メスを用いた切る施術です。余分な鼻の下の皮膚を、メスを使って切開し、縫い合わせます。メスを使用するため、傷跡がご不安な患者様も多いと思われますが、鼻の下の輪郭に沿って切開・縫合するため、傷跡はほとんど目立たなくなります。また、抜糸の翌日からメイクも可能なので、過度なご心配はいりません。

人中短縮の傷跡は目立ちますか?

人中短縮の傷跡は、鼻の下の輪郭に沿ってできるので、ほとんど目立たなくなります。また、抜糸の翌日からメイクが可能になるので、ファンデーションなどで傷跡を隠していただくこともできます。

効果はいつまで続きますか?

人中短縮は、メスを使用し、余分な皮膚を切除する施術のため、基本的に効果は半永久的に持続します。一度の施術で長期間の効果が欲しい患者様におすすめです。

人中短縮と組み合わせて行える施術はありますか?

人中短縮は、他の施術と組み合わせて行うことが可能です。例えば、隆鼻術(シリコンプロテーゼ)は、鼻筋を通す効果が期待でき、人中短縮と同時に施術をすることで、のっぺりとした印象のお顔を、立体感のあるお顔にする効果が見込まれます。他にも鼻先(ダンゴ鼻)修正など、様々な施術をご用意しておりますので、患者様のご希望などをお伺いした上で、適した施術方法などをご提案させていただきます。

料金表

人中短縮
418,000円

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