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鼻中隔延長術

鼻中隔延長術とは

鼻中隔延長術は、鼻中隔(鼻腔を左右に仕切る壁)の先端に軟骨を移植して鼻の長さを下方に延長する治療です。アップノーズや短い鼻を長くきれいに整えます。

大鼻翼軟骨上の余分な脂肪を取り除き、大鼻翼軟骨の間に軟骨を移植して、鼻中隔を延長します。しっかりと固定するため左右から軟骨で挟み、添え木のようにして、鼻中隔軟骨と移植した軟骨を縫合し、形を整えます。

鼻中隔延長術では、本来は直接繋がっていない鼻中隔軟骨と鼻翼軟骨を軟骨移植で繋げるため、鼻尖が硬くなり、動きも制限されます。
また、突っ張り棒で押し出されたような構造になるため、過度に延長すると鼻尖が曲がってしまったり、矢印鼻のような不自然な見た目になってしまったりすることがあります。元々の皮膚の厚さや形を考慮し、適度かつ控えめな延長にとどめることが大切です。

このような方におすすめ

  • 鼻先が上を向いている(アップノーズ)の方
  • 鼻の穴が正面から見える方
  • 鼻が短い方
  • 鼻の下が長く見える方

使用する軟骨の種類

自家組織を使用することで、異物反応の心配もなく、自然な仕上がりが持続し、お顔全体のバランスも整います。移植する軟骨は2種類です。

耳介軟骨

耳介軟骨は、耳の後面または耳珠を切開するだけで負担が少なく採取ができ、術後の安定性が高く、鼻尖が曲がるなどの変形が起きにくいのが特徴です。

鼻中隔軟骨

鼻中隔軟骨は、強度が強く、厚さも薄く、使用しやすいのが特徴です。
小さい軟骨のため、必要な長さを確保しづらく、また鼻中隔自体が一部欠けることになるため、土台部分の強度が弱まる可能性があります。

概要やリスク

麻酔

静脈麻酔を使用します。

所要時間

3時間

洗顔・入浴・メイク

洗顔:鼻以外は当日から可能です。
シャワー:翌日から可能です。
メイク:抜糸後から可能です。

通院回数

術後7日以降に抜糸
※通院回数は、術後の経過などによって異なります。

メガネ

当日~7日間は不可。1週間~抜糸後可能。

副作用・ダウンタイム

内出血:7日程度
自家組織移植法:筋膜や軟骨の採取部に傷跡が残りますが、目立つことはほとんどありません。
左右差、感染、皮下出血・血腫、腫脹、疼痛、しびれ、肥厚性瘢痕・ケロイドを伴うことが御座います。

注意事項

・鼻の組織の安定には3週間程度かかるため、サウナや運動、飲酒、マッサージ、うつぶせ寝は1ヶ月程度お控えください。

当院の症例


よくある質問

鼻中隔延長と鼻尖形成の違いは何ですか?

鼻中隔延長に副作用やリスクはありますか?

内出血が7日程度あらわれます。また、筋膜や軟骨の採取部に傷跡が残りますが、目立つことはほとんどありません。

クレジットカードでの支払いは可能ですか?

可能です。VISA, Master Card, American expressが使用できます。

料金表

鼻中隔延長術

鼻中隔
660,000円

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